こんにちは、想いをカタチにする社会保険労務士の田村由理です。
三沢・十和田では、開花予測よりも早く、開花宣言🌸となりましたね!今週末は満開でしょうか?楽しみです♪
さて、本日は、人件費について考える内容で発信いたします。
突然ですが、問題です!
【問題】
「月給30万円の従業員を一人採用する場合、その方の人件費を吸収するために、会社は年間どのぐらいの売上高増が必要でしょうか?」
①付加価値(粗利益と考えます)は、売上げ高の約25%
②労働分配率は、付加価値の約50%
③人件費に配分される総額人件費は月給の約1.7倍
この前提で考えてみましょう!
(問題を考える前提を平均的な企業とします。)
すると、どんな数値が出てきますか?
・・・・・
答えは、
「約5,000万円」です。
この数値を見てどんな感じを得ますか?
新しい方一人を雇うのに必要な売上高増は、年5,000万円かかる計算なんですね。
計算式は、こちら。
30万円×1.7倍×12カ月=612万円(年間総人件費)
612万円÷50%(労働分配率)÷25%(対売上粗利益率)=48,960,000円→約5,000万円
なかなかの金額だなと感じます。
人を増やしたい・・
でもコストが・・
ここ悩みに悩むポイントではないでしょうか。
では、ちょっと視点を変える質問です!
「どんな会社にしたいですか?」
「どんな人と一緒に働いていきたいですか?」
「従業員にどんな風に働き続けてほしいですか?」
どんなイメージが広がりますか?
このような質問を経営者様にさせていただくと、
ワクワク、プラスのイメージを答えてくださいます。
人の採用や育成は費用がかかります。
でも、新しいつながりからプラスが広がる可能性もあります。
従業員一人ひとりが力を発揮でき、プラスを生む循環サイクルができたら、
採用コストの見え方が少し変わってくるのではないでしょうか?
弊所では、「経営者様の想い」を大切にしています。
経営者様お一人で従業員全員の給料を決めるには、たくさんのエネルギーがかかります。
使い続けやすい制度があったらいかがでしょうか?
制度設計について、一緒に考えてみませんか?
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